メルカリを日常的に利用している方でも、知らず知らずのうちにアカウント停止や利用制限、いわゆる「赤板」のリスクを犯している可能性があります。
この記事では、メルカリアカウント停止を防ぐために気をつけるべきポイント、違反行為、そしてもしアカウントが停止された場合の対策について解説します。
アカウント停止のリスク
メルカリでアカウント停止や利用制限を受けると、新規の出品ができなくなり、既存の出品商品も掲載停止になります。
また、他の出品者へのコメントや「いいね」なども制限されます。
取引中の商品については取引を完了させることが可能ですが、新しい販売活動は事実上停止され、メルカリでの活動が大きく制限されることになります。
重要ポイント:アカウント停止の理由
アカウントが停止される主な原因は、メルカリの利用規約に違反しているためです。
違反が発覚する主な経路は3つあります。
メルカリ事務局による判断
多くの場合、AIがまずは自動判定を行い、その後、目視での確認が行われ、最終的にアカウントが停止されます。
他の利用者からの通報
出品された商品や取引に対して、購入者などの利用者が違反を報告することで、事務局が調査を行い、停止に至ることがあります。
権利者やメーカーからの申し立て
商品に関する権利侵害が疑われる場合、権利者からの申し立てによってアカウント停止が行われることがあります。
よくある違反行為
よくある違反行為を5つご紹介します。
よくあることなので、しっかり確認して気を付けて下さい。
1. 違反商品の出品
メルカリでは出品が禁止されている商品があります。
これには、アダルト商品、使用済みの制服や水着、自家製の食品、盗聴機などが含まれます。
最近ではAIによる判定が行われており、見た目では分かりにくい商品も後になって通報され、アカウント停止のリスクが生じることがあります。
2. 専用出品
特定のユーザーだけが購入できるようにする「専用出品」は、メルカリの規約で禁止されています。
購入者からのリクエストで専用出品を促されることがありますが、これは規約違反となるため注意が必要です。
3. 外部サービスへの誘導
コメント欄や商品に同梱された手紙などで、他のサービス(LINE登録や自分のショップへの誘導など)に誘導する行為も禁止されています。
4. 配送に関する違反行為
局留めや営業所止めの配送も、メルカリの規約で禁止されています。
また、海外からの直接発送や無在庫販売も規約違反となります。
5. 権利違反商品
特に注意が必要なのが、キャラクターなどのデザインを無断で使用したハンドメイド商品や、リペア商品の販売です。
権利者の許可なく販売することは規約違反であり、最悪の場合、法的な問題にも発展する可能性があります。
アカウントが停止された場合の対策
アカウントが停止された場合、復活できる可能性は高くありません。
しかし、復活のためには、事務局に対して真摯に謝罪し、再発防止策を提示することが求められます。
特に重大な規約違反があった場合は、復活の見込みが低いことも覚えておいてください。
利用規約を守り、安全な取引を心がけよう
最も重要なのは、規約に違反せず、日々の取引を行うことです。
メルカリの利用規約は時折変更されることがありますので、定期的に確認しておくことが大切です。
特に、知らずに違反しやすいポイントを把握し、トラブルを未然に防ぎましょう。
この記事を参考に、メルカリでの取引方法を見直し、安心してメルカリライフを楽しんでください。
コメント